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超獣機神ダンクーガ 白熱の終章 : ミニ英和和英辞書
超獣機神ダンクーガ 白熱の終章[ちょうじゅうきしんだんくーが]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょう]
  1. (n,n-suf,pref) super- 2. ultra- 3. hyper- 
: [しし, けもの]
 【名詞】 1. beast 2. brute 
: [き, はた]
 (n) loom
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [しろ]
 【名詞】 1. white 
白熱 : [はくねつ]
  1. (n,vs) white heat 2. incandescence 3. climax 
: [ねつ]
  1. (n,n-suf) fever 2. temperature 
: [おわり]
 (n) the end
: [しょう, あきら]
 【名詞】 1. (1) chapter 2. section 3. (2) medal 

超獣機神ダンクーガ 白熱の終章 ( リダイレクト:超獣機神ダンクーガ#白熱の終章 ) : ウィキペディア日本語版
超獣機神ダンクーガ[ちょうじゅうきしんだんくーが]


超獣機神ダンクーガ』(ちょうじゅうきしんダンクーガ)は、葦プロダクション(現:プロダクション リード)が製作し、1985年4月5日から1985年12月27日まで、TBS系列(但し、一部系列局を除く)で放送されたロボットアニメ。全38話。放送開始当初は全52話を予定していたが、商業的に振るわず打ち切りとなった。しかし、ファンの熱意ある支持とキャラクター人気に後押しされ多数の続編が作られた。
== 概要 ==
ロボットアニメというジャンルが『機動戦士ガンダム』を発端とするリアルロボットに席巻され、そのリアルロボットものの潮流も「一息ついた」時代〔同時期に製作された『機動戦士Zガンダム』のメカデザイナー藤田一巳は、商業的な不振に陥っていたロボットアニメ市場のカンフル剤として『ガンダム』の続編をバンダイが熱望したという経緯から『Z』の企画が始動した事をホビージャパン誌に連載したエッセイで述懐している。〕の作品である。獣戦機隊の設定や侵略者に対して民間人がレジスタンス活動を繰り広げるといった面ではリアルロボットを意識しつつも、敵が有機的で不気味な兵器を擁する宇宙(異次元)からの侵略者という点等ではリアルロボット以前のスーパーロボット系作品で見られた、「ロボットアニメのお約束」的要素も取り入れられている。
シリーズ構成兼メイン脚本家の藤川桂介は、代表作『六神合体ゴッドマーズ』でも見せた「過酷な戦いの中で展開される愛憎劇」を本作においても基本コンセプトに据えた。その主軸を主人公の忍ではなくヒロイン・沙羅とし、恋仲だったシャピロが野心ゆえに敵の軍門に下り自分の故郷たる地球や恋人だった沙羅を窮地に陥れるというシチュエーションが本作のドラマに他の作品には無いアクセントを付ける事となる。また、獣戦機隊の4人をストーリー上ほぼ同格の位置付けで描くことで、彼等の青春物語を軸に据えた「群像劇」としての側面が強調された点も、ロボットアニメの描写としては斬新な形であった。更には主人公たちの精神的な成長に合わせて搭乗する獣戦機の新たなる機能=モードチェンジが行えるようになるという設定も、序盤においては回を負う毎に新しいメカアクション描写が展開されるという見せ方に繋がり、こちらも物語を盛り上げる事に貢献した。しかし無慈悲な侵略者との戦争という殺伐とした舞台設定に加えて「愛しているが故に憎む」というディテールは商業展開上のメインターゲットたる低年齢層男子には理解し難く、そしてタイトルにもなっているダンクーガの登場が2クール目に入ってからの第16話というドラマを重視し過ぎた展開も彼らには受け入れられなかったばかりか不評と顰蹙を買う結果に終わった。
キャラクターデザインは、芦田豊雄率いるスタジオ・ライブの若手アニメーターの中で頭角を現しつつあった数名が「いんどり小屋」のユニット名でデザインを行った。具体的なデザイナー名とその担当キャラはスタッフの項を参照の事。一方作画監督はその殆どが葦プロ所属もしくは葦プロでの仕事が長いアニメーターが勤めており、スタジオ・ライブは原画での参加となっている。主人公4人のキャラデザインには、この時期に流行し出したおしゃれブームの潮流が反映され、アイキャッチに登場する際の4人のファッションや、本編でのプライベートシーンでの彼等の服装はあたかも当時の原宿辺りに多く見られたようなバンダナトレーナー等、当時のお洒落な若者の流行がふんだんに反映され、この点でも、やや年長の視聴者を意識した演出が見られた。
メインスポンサーはバンダイだったが、従来までのバンダイ提供作品とは違いメインメカニックのデザインにバンダイが大きく関わっていない事が特筆すべき点として挙げられる〔一方『Zガンダム』においては、自らが要望したという経緯からバンダイはデザインワークにも積極的に関与している。デザイナーの筆頭だった村上克司も自らZガンダムのデザイン原案を提出し、これはZとしては採用されなかったもののサイコガンダムとして本編に登場している。またZガンダムの変形ギミックについてもバンダイの商品担当者から積極的に提案があり、準備稿から決定稿に至るまでデザインの参考にした事を藤田一巳はエッセイで述懐している。〕。当時アニメ誌等での速報でバンダイ提供によるロボットアニメ新作が報じられる際は、村上克司の手による玩具用デザイン画が使用される事が多かったのだが、今日に至るまでそういった画稿は一切表に出てきていない。ダンクーガ他のメインメカは、現在ではキャラデザイナーとして活躍している平井久司が「平井寿」名義で手掛けている。当時は中村プロダクション所属だった為名前の後にカッコで所属が表記されていた。敵側のメカは当時まだ新人だった大張正己が担当。本作はキャリアの浅かった大張がメカデザインや事実上のメカ作画監督を手掛けた点で、大張にとってのステッピングボードとなった作品といえる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「超獣機神ダンクーガ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dancouga - Super Beast Machine God 」があります。




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